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Happy Mother's Day!

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数週間前の事。
マーカスがキッチンにいる私のところにやってきて、
「マミー、母の日はいつ?」
と聞いてきました。
「母の日はね~2週間後の日曜日かな。どうして?」
「僕、ちょっと計画があるんだ。」
「どんな計画?」
「実はね、マミーに特別なことをするの。」
「特別なこと?」
「うん、マミーに綺麗なお洋服を作ってあげるんだ!」

目をきらきらさせてすっかり本気で私に服を作るんだと意気込んでいる様子がとっても可愛かったのですけれど、でもお洋服って大変じゃない?と言ってみたら、「もちろん、リオとダディーに手伝ってもらわないといけないんだけれどね。」って。

「それって、リオとダディーは知っているの?」
「ううん、知らない。」
「...」

「一応、聞いてみて相談した方がいいかもよ~」と、提案したら、彼、即2人に話しに行きました。

しばらくしてリオと交渉するマーカスの声が聞こえてきました。
リオは「私は洋服作ったことないし、ダディーも出来ないと思うから、無理よ。」と言い聞かせている様子。
でもマーカスは「皆で力を合わせてすごーくすごーく頑張れば、絶対出来ると思う!」って、力説していました。(笑)

その後、主人にも本気で取り合ってもらえなかったようでしたし(「主人は「マーカスなんでそんな事思いついたんだ?」って。笑)リオとの交渉もはかどっていなかったようなのできっとそのうち忘れるかな、と思っていました。

ところが、母の日の数日前になって、もうすぐ母の日が来ることに気が付いたマーカス、
「そろそろ取り掛からなきゃ!」って、しっかり覚えていて諦めていなかったのです。(笑)

そこで、私からリオにこっそり、
「洋服を作るのは大変だから、2人で素敵なお洋服を着ているマミーの絵を書くことにしたら?」と。
リオは、
「私はそれに賛成だけど、きっとマーカスは納得しないと思うよ~」って。

確かに私もそんな気がしたのですが、翌朝キッチンで洗い物をしていた時、後ろにやってきたマーカスにその提案をしてみると、返事がない...
振り返ってみるとなんとも悲しそうな顔をしたマーカスがしょんぼりとして立っていました。
「絵じゃだめなの。綺麗なお洋服作りたいの。」って言われてしまいました。
そして、「どうしてリオとダディーは頑張っても作れないって言うの?」と言うのですよ。

「それはね、2人とも作ったことがないし、お洋服ってちょっと難しいのよね~」
でも、私に素敵なお洋服を作ってあげたいというマーカスの気持ちがとっても嬉しかったので、何か良い方法はないものかと考えました。
そこで、「じゃあ、今回はリオと2人でお店に行ってお洋服選んで買ってみるのはどう?」と言うと、やっと笑顔で賛成してくれました~

母の日の前日、一緒にお店に行きました。私が見ていない間に洋服を選ぶ2人。(サイズだけ前もって教えておきました。)

家に帰って、ダディーに包んでもらって、プレゼントの出来あがり~
マーカスは最初に洋服を作ると言った時に「ピンクのシャツにレインボーの蝶が付いていてブルーのスカート~!」なんて言っていたので、どんな服を選んだのかちょっと気になりましたが、リオが一緒だったので多分大丈夫だろうと。(笑)

母の日の朝、主人が作ってくれたブルーベリーのパンケーキをリオがテーブルセッティングしてくれ、プレゼントのお洋服と手作りのカードを貰いました。

二人が選んだお洋服を早速着てみました。
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「綺麗なお洋服気に入った?」と、マーカス。
「とっても好きよ~ありがとう!」と言うと、本当に嬉しそうな顔をしていました。(すごく可愛かったです。親バカですね。笑)

こうやって、母の日を祝ってもらってとっても幸せ。でも、それと同時に彼らの母である事に責任を感じるのですよね。この子供たちにとって、母親は私だけ。私を母に持ってよかった、って思ってもらえるよう頑張って母親業に励みたいと思います。
by satoko_us | 2007-05-14 20:15 | Kids
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